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- 教育について
病院全体では社会人としての基本的知識・技術の教育研修、薬剤部独自では薬剤師としての基礎と業務を身につけることができるカリキュラムがあり、着実に成長できる教育体制を整えています。
研修
1年次
新人薬剤師に勤続3~5年目の先輩薬剤師がつき、精神面の配慮も行ないながら、常に疑問に答えて業務を習得できるようサポートしています。
4月~
基本的な調剤や製剤から始めて、薬剤師として必要な技能および知識を習得します。処方の流れ、調剤や製剤の基本、抗がん剤調製、監査方法、疑義照会、医薬品在庫管理などの習得状況をチェックリストで確認しながら、それぞれのペースに合わせて、仕事が確実にできるように見守ります。また、法人グループ内の他施設の薬剤部での短期間の研修を行い、慢性期の薬物治療を学びます。
新人教育チェックリスト
7月~
基本的な業務ができるようになると当直の練習を始めます。8月頃から平日当直、9月頃から土日祝日の当直を開始します。日々の調剤業務を通して、様々な薬の使い方を学習し、薬剤師としての知識や技術のステップアップに繋げていきます。
1月~
2年目から病棟での薬剤管理指導業務を実施するための準備を開始します。薬剤管理指導業務研修チェックリストにそって、各病棟の主要な疾患の薬剤管理指導を一通り経験しながら、業務の流れを習得します。先輩薬剤師について回診・カンファレンスへ参加し、チーム医療の一員として適切な薬物治療の実践を経験することができます。
薬剤管理指導業務研修チェックリスト
2年次、3年次
経験年数に応じて様々な院内研修に参加します。経験を経るごとに、悩みや目標が変化します。その変化に応じて研修を組み、目標をもって働けるよう、職員をサポートする体制があります。
院内勉強会
- 部内勉強会
月に数回、新薬や新規採用薬などの勉強会や、薬剤管理指導で経験した症例の共有や疾患・治療について勉強して発表するカンファレンスを開催しています。 - 院内講習会
全職員を対象とした医療安全対策、感染防止対策などの講習会を定期的に開催しています。
資格取得奨励支援制度
やる気のある職員を応援するため、各種の認定・専門薬剤師(がん専門薬剤師、感染制御専門薬剤師、NST専門療法士など)の資格を取得する際の支援制度があります。積極的に資格取得してもらうために、費用の一部を病院が助成します。資格取得後は、より自己の能力を発揮し、専門性を活かして日々の業務に取り組むことができます。
臨床研究
研究活動や学術発表を行うための支援体制も整え、やる気さえあれば論文・ポスター発表などの臨床研究も積極的に行える環境です。